Azure Storage のAzure Monitor Diagnostic(診断設定)が利用できるようになりました

 Azure StorageのAzure Monitor Diagnostic(診断設定)が、Azureパブリッククラウドリージョンで一般に利用できるようになりました。Azure Storageのログは、ストレージサービスへのリクエストの成功と失敗に関する詳細な情報を提供し、個々のリクエストを監視してストレージサービスの問題を診断することができます。

Azure Storageのログを収集してAzure Storageアカウントに送信する、SIEMツールやカスタム統合へのストリーミング取り込みのためにAzure Event Hubsに送信する、ネイティブでクエリと分析を行うためにAzure Monitor Log Analyticsワークスペースにエクスポートする、またはパートナーソリューションに送信することができます。


本リリースの一環として、以前発表した診断設定の価格モデルは、Azure Storageのログに対しても適用されるようになりました。Azure Storage、Azure Event Hubs、または Marketplace パートナーにログを送信すると、送信先から請求されるコストとは別に、Diagnostic Settings(診断設定)から送信される通信に対し GB ごとに料金が発生します。

Log Analytics を使用するためのコストに変更はありません。詳しくは、Azure Monitorの価格をご覧ください。


参考:Azure Blob Storage の監視

https://docs.microsoft.com/azure/storage/blobs/monitor-blob-storage?tabs=azure-portal