結論:以前から存在するAzure Data Catalog(組織がデータ ソースを検索、把握、活用できるようにする製品)この製品の次世代型がAzure Purviewという事のようです。
※以下Azure PurviewのWebサイト等を翻訳して製品概要を確認しました
Azure Purview
(Preview)
https://azure.microsoft.com/en-us/services/purview/
統合データガバナンスでデータのビジネス価値を最大化
製品概要
データガバナンスの再構築
Azure Purviewは、オンプレミス、マルチクラウド、SaaS(Software-as-a-Service)のデータの管理とガバナンスを支援する統合データガバナンスサービスです。自動化されたデータディスカバリー、センシティブデータの分類、エンドツーエンドのデータリネージにより、データランドスケープのホリスティックな最新マップを簡単に作成できます。データ利用者が価値のある信頼できるデータを見つけられるようにします。
FAQより
データのビジネス価値を最大化させる、フルマネージドの統合データ ガバナンス サービスです。Purview Data Map を利用すると、オンプレミスとマルチクラウドのデータ ソースのデータをスキャンして分類できます。そうすると、Purview Data Catalog を使用して、このハイブリッド データをすべてのユーザーが簡単に検出できます。
機能
ハイブリッドソースにまたがるデータの統一されたマップの作成
Purview Data Mapは、効果的なデータ利用とガバナンスの基盤を確立します。
- ハイブリッドソースのメタデータを自動化して管理します。
- 内蔵およびカスタム分類子と Microsoft Information Protection の機密ラベルを使用してデータを分類します。
- SQL Server、Azure、Microsoft 365、Power BI で一貫して機密データにラベルを付けることができます。
- Apache Atlas APIを使用して、すべてのデータシステムを簡単に統合できます。
信頼できるデータを簡単に発見できる
Purview Data Catalogは、データ利用者にとって、データのビジネス価値を最大化します。
- 技術用語やビジネス用語を使ってデータを検索できます。
- 関連する技術、ビジネス、セマンティック、運用のメタデータを参照して、データを容易に理解することができます。
- データの機密レベルを迅速に特定することができます。
- インタラクティブなデータリネージビジュアライゼーションによってデータのソースを知ることができます。
- データサイエンティスト、エンジニア、アナリストにビジネスコンテキストを提供し、BI、アナリティクス、AI、機械学習の取り組みを推進します。
Purviewは、次世代のAzure Data Catalogと考えることができ、新しい名前が付いています。ADC v2は存在せず、Purviewは、マイクロソフトが以前にADC v2という名前で話していたものです。 マイクロソフトは、少し違ったプロファイルを目指しており、このように新しい名前は多くの理由から論理的です。
- 機能的にはPurviewの方がはるかに充実しています。
- ADCからPurviewへのアップグレードパスはありません。
- これらの製品の価格モデルは異なります。
- ADCは以前からのお客様にも長い間ご利用いただけます。
多くの人が、ADCの機能や開発の進展のなさに失望しています。マイクロソフトは、新しい名前がこの古い重荷を背負っていないことを期待しているのだろう。ADCのロードマップは長い間、知られていない、あるいは死んでいる。個人的には何年も前に使ったことがありますが、お勧めできません。私は、新しいデータカタログやガバナンスの使用例として、Purviewの使用をお勧めします。Purviewは最新のAzureデータサービスと統合されており、Microsoftは積極的に開発を進めています。